過去に債務整理を経験…やっぱり借りられない？！キャッシングの常識

まとまったお金が急に必要になり、すぐにでもお金を借りたいと思った時は金融会社からキャッシングをして、なんとかその場をしのぐ人もたくさんいます。

金融会社のキャッシングは契約をするととても便利に使うことが出来るのですが、契約をするのにも条件があり、例えば過去に債務整理などを行った人は金融会社からキャッシングサービスを受けることができないと言われています。

本当に債務整理をしてしまうと、キャッシングを受けることができない金融会社しかこの世の中には存在しないのでしょうか。

そのあたりを検証してみました。

これからお金を借りたいと思っているけれども、金融事故を起こした経験のある方は必見です。

過去に債務整理…それでもお金を借りたい！ズバリ！借りられる？！

お金を借りるには必ず審査というものがあります。

それを突破しないと、お金を借り入れすることができないので、審査はどの人にとっても一番の難関となります。

特に過去に債務整理を行った人はどこの金融会社からも借り入れすることができないと、一般的には言われています。

しかし、本当に借り入れできないのでしょうか。

実は債務整理をすると、借り入れできないのは確かではあるのですが、契約できない期間が設けられているんです。

つまり、その禊の期間が終われば、借り入れすることが可能になるんです。

一度でも債務整理などを経験するともう二度と借り入れができないのではないかと不安がある人もたくさんいると思いますが、実はそんなことは無いということになります。

要するに信用情報に債務整理をした情報が載って、その情報が消えてなくなるまでの期間借り入れすることができないということになるんですね。

言い換えれば信用情報に自分が債務整理を行った事実が記載されている間は、金融会社にキャッシングの申し込みをしてもまず借り入れすることは不可能ということになります。

どうしてもこの期間はじっとおとなしくしておくのが無難なようです。

【関連記事】
申し込みや借り入れの利用履歴は残る？キャッシングの信用情報

債務整理でも借りられる金融会社発見？！ほんとに大丈夫？！

真っ当な金融会社であるのならば債務整理をした後は必ず五年から七年の期間、借り入れ出来無いのが通常です。

しかしインターネットなどを見てみると、債務整理をしたのに借り入れすることができたと金融掲示板などに書き込みをしている人がいます。

確かにこの世の中にはいろいろな金融会社がありますので、その人自身が過去に債務整理を行っていたとしても平気で貸付を行う金融会社もあるかもしれません。

ただ気をつけないといけないのが、その会社は闇金の可能性があるということなんです。

闇金は違法な金融会社で、とてつもない高額の金利を取って、成り立っている金融会社です。

闇金融ならば債務整理をしても、お金を貸し付ける可能性があります。

闇金融にひっかかったら最後！悲惨な状況に陥りかねない！

債務整理をした人たちにお金を貸し付ける金融会社には言い分があり、『債務整理を行ったのだから結局、どこの金融会社からも貸付が行われていない状況が続いている。すなわちそれは現在、多重債務に陥っていない証拠でもある。だからこそお金を貸しても返済してくれる可能性が高い』という解釈があるようです。

確かにそのような考え方も有りますが、債務整理の場合は、整理して和解した金額を現在でも払っていかなければならない場合もありますので、自己破産とはまた違う状況になっている可能性もあります。

任意整理する前よりかは支払いは楽になっている可能性が高いのですが、折角楽になった状況で再び、闇金融などからお金を借り入れしたら今度こそ本当に悲惨な状態に陥ってしまい、債務整理をして楽になった意味が皆無となってしまいます。

任意整理をした後は長年、お金を借り入れできないのが通常です。

そんな時に貸付を行ってくれる金融会社には注意をしないと、悲惨な状態を招きかねません。

債務整理中は我慢の時期！反省の時期！自分が復活する為の時期！

債務整理中は自分がどうして債務整理に落ちてしまったのかそれらを反省するための時期でもあり、自分がまた金融事故を起こさないようにするための時期でもあるんです。

そんな時期に再び借り入れすることを考えるということは、端からみれば反省していないと取られてしまっても仕方がありません。

ただ、人間、生きていると突発的にまとまったお金が必要になることもあります。

しかしそのような状況に陥った場合は、身内に借りたり、友達に借りたりしてなんとかその場をしのぐしか方法は無いかもしれません。