「急な出張でキャッシングの返済ができない」「入院することになったので期日までに返済できない」、不測の事態にどう対処したらいいかお困りではないでしょうか。
払えないということに基本的に言い訳は通用しません。不測の事態に備えて、事前に返済方法の計画を立てることが大事です。
でもどうしても返せない、遅れてしまう、そんなときにはどうしたらいいのか。
そんなお困りのあなたに、キャッシングで借りたお金が返済できないときの対応を、返済が遅れるとどうなってしまうのかということも交えて紹介します。
キャッシングで借りたお金は契約時に決めた日までに払わなければなりません。
長期間返済を怠った場合、利用中のカードローンで新たな融資が受けられなくなり、後のキャッシングの審査に通らなくなります。
金融トラブルを起こした場合、「信用情報機関で」情報が共有されます。
金融業者も1~3日までの延滞なら、遅延する何かしらの理由があったと配慮して考えてくれます。
ゆえに数日滞納したからといって、今後キャッシングの審査に全く通らなくなるということはありません。
だからといって安心して、返済を怠るのは厳禁なので注意しましょう。
しかしながら、62日以上の長期の延滞、61日以内の延滞を複数回無断で繰り返すなどの行為は、1回でも起こしてしまうと、業者からの信用を失ってしまいます。
つまり、あなたは「ブラックリスト」入りをしてしまい、今後キャッシングが利用できなくなる可能性が高くなってきます。
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キャッシングの返済期日が過ぎるとどんなリスクがあるのか、説明していきます。
はがきによる通知、電話による通知、どんな業者でも、支払期日が過ぎればなんらかの形で、期日に支払いが確認できなかった通知が届きます。
賃金業法第21条で、「取り立て行為の禁止」という法律があり、強引な取り立ては禁止されています。
しかし通知を無視し、いつまでも返済が滞っている場合は、最悪の場合法的な手段も覚悟しなければなりません。
返済が遅れると「遅延損害金」という迷惑料が発生します。遅延した日にちに応じて増加していき、返済の負担は増していくばかりです。
遅延損害金は、「借入金×遅延損害金の利率÷365日×遅延日数」で算出され、利率は20%という業者が多いのです。
遅延損害金は、通常の利息と一緒に払わなければならないので、返済が遅れることにはリスクしかありません。
返す意思はあるけどなんらかの理由でどうしても期日を過ぎてしまう、全額用意できなくなった。そんな時に取るべき行動は、以下の2つになります。
すぐに返すことができなくなった時点で、返済が遅れる旨を業者に伝えることで、取引をしている業者への印象が大きく変わってきます。
もう1つの方法として挙げられるのが、「利息分だけでも支払う」ことです。
金融業者にとって利息は、利益です。その利益の部分である利息分だけでも支払うことによって、正当な返済とみなされ、金融トラブルを避けることができます。
事前連絡と併用すれば、より誠実な対応になり、あなたの信用が守られる可能性もあります。
ただし、毎回毎回遅れたり、利息だけの支払いを繰り返していると徐々に信用は失われていきます。
とりあえず利息分だけ支払って連絡を入れれば大丈夫、という安易な考えは絶対にしてはいけません。
不測の事態に備えて、あらかじめ返済ができない、ということがないように返済方法を考えておくことはとても重要です。
そこでおすすめしたい返済方法が、「口座振替」です。
多くの業者で、引き落としの日にちが決まっているため、好きなタイミングでの返済はできません。
しかし、事前にお金を口座に振り込んでおけるので、自分が返済のために行動することができなくなった時に、返せなくなったという事態を防ぎやすいです。
うっかり返済期日を過ぎてしまった、ということも防げるので、もしもの時が心配な方にお勧めの返済方法と言えるのではないでしょうか。
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