お金を借りる時には、できるだけ低金利で借りるとお得です。なぜなら金利が低いと支払う利息が少なく済むからですね。そのため同じ金額をキャッシングするのなら、低金利のところを探すのも納得です。
ここでは、借入金額と金利の関係を見ていき、金利安いキャッシングをする方法や固定金利や変動金利の使い分け方にも注目していきます。
これからキャッシングをしようと思っているあなた!キャッシング先を決める前に知っておくと、返済総額が少なく済みますよ。
低金利でキャッシングしようと思ったら、借入先の金利を調べますよね。
金融機関 | 金利 |
---|---|
アコム | 年3.0%~18.0% |
三井住友銀行 | 年4.0%~14.5% |
イオン銀行 | 年3.8%~13.8% |
上記の表を見ると、低金利なところは年3.0%のアコムだと思う方もいますよね。けれどアコムの金利には幅があります。年3.0%で借りるつもりが、契約する時には年18.0%だと困りますよね。
そこで金利を調べる時には、いくら借りたいのかを決めておくと安心です。
例えば50万円借りたい時と200万円借りたい時の金利を見てみましょう。
金利 | 50万円 | 200万円 |
---|---|---|
アコム | 年7.7%~18.0% | 年7.7%~15.0% |
三井住友銀行 | 年12.0%~14.5% | 年10.0%~12.0% |
イオン銀行 | 年13.8% | 年8.8% |
借入希望額50万円でも200万円でも金利は年13.8%と年8.8%のイオン銀行が低金利となりますね。
また、アコムや三井住友銀行のように金利の表示に幅がある場合は、高い方の金利で見積もりましょう。
最高金利で覚悟しておくと、契約する時にそれ以上の金利を提示される心配がありませんので安心ですね。
もともと金利が低いところでキャッシングする他にも、金利を下げる方法があります。これが金利安いキャッシングにする方法ですね。
詳しく見ていきましょう。
先ほど借入額が50万円の時と、200万円の時の金利を見ましたが、一般的には借入額が多くなればなるほど金利は下がるのです。
はじめての申込みから借入れ・返済をくり返していると、金融機関との間に信用関係を築くことができます。金融機関に「この人は確実に返済してくれる人!」と認めてもらうことができると、借入額アップが見込めますよ。
返済実績が1年以上になると、金利を下げるために増額を考えてみるのも一つの手段ですね。
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銀行カードローンの中には、優遇金利があるところがあります。
この優遇金利の条件を満たすことができると、一般金利よりも低い金利でキャッシングすることができるのです。
銀行 | 金利引き下げの条件 |
---|---|
みずほ銀行 | 住宅ローンの利用で基準金利から年0.5%引き下げ |
中国銀行 | 住宅ローンの利用で年5.5%~8.0%の金利を適用 |
ちば興業銀行 | 住宅ローン利用で新規申込みに限り店頭表示金利から年1.0%引き下げ |
山陰合同銀行 | Duoカードの契約や取引状況で金利引き下げ |
上記の表を見ると、各銀行の住宅ローンを利用していることが条件となっているところが多いですね。住宅ローンの利用で表示金利よりも低い金利でキャッシングができるのです。
既に住宅ローンを利用している方は、住宅ローンを利用している銀行のカードローンをチェックしてみると良いですね。
また、山陰合同銀行ではDuoカードというICキャッシュカード一体型クレジットカードを持っていると金利の引き下げがあります。
Duoカードを持っていなければ金利は年12.0%となりますが、Duoカードを持っていて、山陰合同銀行との取引状況によって更に金利の引き下げがあるのです。
取引内容 | 引き下げ利率 |
---|---|
山陰合同銀行で給与振込または年金受取 | 年0.5% |
山陰合同銀行で住宅関連ローンまたは住宅金融支援機構を利用 | 年0.5% |
Duoカードの半年間のショッピング利用額が30万円以上 | 年1.0% |
つまりDuoカードを持っていると、Duoカードありの基準金利から更に2.0%の金利の引き下げを受けられるのです。
山陰合同銀行 | 金利 |
---|---|
Duoカードなし | 年12.0% |
Duoカード一般 | 年8.0%~10.0% |
Duoカードゴールド | 年4.0%~6.0% |
Duoカードの有無でずいぶん低金利になりますね。優遇金利がある銀行なら低い金利でキャッシングできますよ。
金利を見る時には固定金利と変動金利にも注目しましょう。
固定金利では、契約時の金利がずっと続きますので、長期間の返済も安心して行えますね。
変動金利では固定金利よりも低金利となっていますが、金融情勢によって金利のアップダウンがありますので、長期間のキャッシングは慎重に行いましょう。
金利 | 金融機関 |
---|---|
変動金利 | みずほ銀行、三井住友銀行、イオン銀行等 |
固定金利 | スルガ銀行、広島銀行等 |
広島銀行では、変動金利の商品と固定金利の商品がありますので、商品の内容をしっかり見てから選ぶことができますよ。
最後に、低金利でキャッシングするとどのくらいお得になるのか見ていきましょう。
最初に紹介したアコムの金利年18.0%で50万円キャッシングした場合と、三井住友銀行の金利年14.5%でキャッシングした場合の返済総額を比較してみましょう。
比較 | アコム | 三井住友銀行 |
---|---|---|
借入額 | 50万円 | 50万円 |
金利 | 年18.0% | 年14.5% |
返済額 | 15,000円 | 15,000円 |
返済回数 | 47回 | 43回 |
返済総額 | 694,050 | 643,730 |
同じ金額をキャッシングして、同じ金額を返済しても金利が年3.5%違うだけで返済回数は4回違い、返済総額も5万円も変わってくるのです。
もちろん各金融機関によって返済方式が異なります。アコムでは定率リボルビング方式で計算しており、三井住友銀行では残高スライド元利定額となっています。
こういった返済方式によっても返済金額は異なってしまいますが、簡単に金利安いキャッシング方法を探すには、やはり金利に注目して少しでも低いところでキャッシングするとお得ですね。
先ほど、返済方式は各金融機関によって異なる事を紹介しましたが、すぐに返済額を比較しようと思ったら返済シミュレーションを利用すると便利です。
金融機関ごとの返済総額が算出されますので、簡単に利息と元本・返済総額・返済期間等が分かりますよ。返済シミュレーションを行うと、必ずしもその返済総額になるわけではありませんが、目安として知るためには役立ちます。
以上、低金利で借りるとお得な理由や、他社と比べて金利を安くする方法、返済シミュレーションを利用すると返済額も具体的に分かります。
金利安いキャッシング会社を返済額で見ると、金利の低いところがお得なことにも納得ですね。
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