> > みずほ銀行のカードローンはATMでもキャッシング出来るの?

みずほ銀行のカードローンはATMでもキャッシング出来るの?

みずほ銀行といえば、一度は聞いたことがあるという人が多いのではないでしょうか?全国各地に支店を持ち、宝くじに関する業務も取り扱っているメガバンクです。

そんなみずほ銀行のカードローンは、キャッシングを利用する人たちの中でも評判良く、多くの方が利用しています。

カードローンの利用のポイントは利便性です。いかにお得で使い易いかがカードローンの選択では重要とされています。

支店は近くにないけどATMならある…という方の場合、ATMでも借り入れ返済できるのかどうかって結構重要なポイントですよね。

今回は、みずほ銀行カードローンについて調べてみました。ご利用を検討されている方、是非ご参考になさってみてください。

みずほ銀行で取り扱っている2つのカードローンプランとは?

みずほ銀行のカードローンと一口で言っても、実は2つのプランが用意されています。

スタンダードな「コンフォートプラン」と様々な特典がある「エグゼクティブプラン」の2種類です。

スタンダードタイプのカードローン「コンフォートプラン」とは?

みずほ銀行のカードローンで、スタンダードな「コンフォートプラン」についてご紹介しましょう。

金利は変動金利となっていて、金融情勢によっては変動がありますのでご利用の際には確認しておくようにしましょう。現在ホームページ掲載されているものは2015年11月2日時点での金利となっています。

また、現在みずほ銀行で住宅ローンを利用されている方は、条件がそろえば金利が引き下げられます。

【コンフォートプラン金利】

借入限度額 基準金利 引き下げ適用金利
10万円~100万円未満 14.0% 13.5%
100万円~200万円未満 12.0% 11.5%
200万円~300万円未満 9.0% 8.5%
300万円~400万円未満 7.0% 6.5%
400万円~500万円未満 6.0% 5.5%
500万円~600万円未満 5.0% 4.5%
600万円~800万円未満 4.5% 4.0%
800万円~1000万円 4.0% 3.5%

利用限度額により異なっています。最も低いもので3.5%、最も高いもので14.0%なので、10%以上の差があります。

では、貸し付け条件について以下に簡単に記しておきます。

  • 貸付対象者…満20~66歳未満で、保証会社の保証が受けられる継続して安定した収入がある人

    ※ただし、配偶者に安定した収入があれば申込者に収入がなくても申し込み可能

  • 限度額…10万円、20万円、30万円、50万円、100万円~1,000万円

    ※申込者に収入がない場合(配偶者に収入有)は30万円までが上限

  • 返済方式…残高スライド方式
  • 保証人・担保…原則不要
  • 保証会社…株式会社オリエントコーポレーション

みずほ銀行カードローンでは株式会社オリエントコーポレーション(オリコ)が保証会社となっていますので、保証人も担保も必要はありません。

そのため、カードローンを利用するには、オリコから保証が受けられること…つまりオリコの審査に通ることが必須条件となります。

また、コンフォートプランでは、専業主婦の方など本人に収入が無くても配偶者の方に継続して安定した収入があれば、上限30万円まで利用することが可能です。

特典満載の高額プラン「エグゼクティブプラン」とは?

続いて「エグゼクティブプラン」についてみていきましょう。

エグゼクティブプランは、基本のコンフォートプランよりも更にお得で特典も多いプランとなっています。

まず金利ですが、金利もコンフォートプランよりもお得な設定になっています。また、コンフォートプラン同様住宅ローンをご利用中の方は条件により金利の引き下げが適用されます。

【エグゼクティブプラン金利】

借入限度額 基準金利 引き下げ適用金利
10万円~100万円未満
100万円~200万円未満
200万円~300万円未満 7.0% 6.5%
300万円~400万円未満 6.0% 5.5%
400万円~500万円未満 5.5% 5.0%
500万円~600万円未満 5.0% 4.5%
600万円~800万円未満 4.5% 4.0%
800万円~1000万円 3.5% 3.0%

エグゼクティブプランは限度額が200万円超から対応となるので、限度額200万円で50万円借り入れした時の金利は基準金利で7.0%となります。

最大借入可能限度額も消費者金融では考えられないくらい大きいですし、最低金利で3.0%と他のカードローンではなかなかない低金利となっています。

では、貸し付け条件についてご紹介しましょう。

  • 貸付対象者…満20~66歳未満で、保証会社の保証が受けられる継続して安定した収入がある人
  • 限度額…200万円~1,000万円

    ※「ネット口座振替受付サービス」利用者は上限200万円

    ※原則100万円単位(ただしネット申し込みの場合…50万円単位)

  • 返済方式…残高スライド方式
  • 保証人・担保…原則不要
  • 保証会社…株式会社オリエントコーポレーション

最低限度額はコンフォートプランよりも大きくなりますが、こちらも保証会社がありますので、原則保証人・担保は不要です。

エグゼクティブプランではコンフォートプランと違い専業主婦(夫)の方は申し込みができませんので注意しましょう。

また、エグゼクティブプランでは下記の特典サービスも行っています。

  • 教育資金としての利用サポート
  • 各種プレゼント
  • コミュニケーションメールの配信

限度額が大きくかつ低金利なため、通常の教育ローンでは賄いきれない教育資金のサポートとして利用することも可能です。

また、毎月一定残高の方に向けてのプレゼントや抽選で当たるプレゼントなど各種プレゼント企画を実施しています。

そして、セミナー・イベントの紹介や金融情勢、コラム、キャンペーンなどのタイムリーな情報がメールで送信されます。

みずほ銀行カードローンの利用までの流れはどうなるの?

2つのプランがあるみずほ銀行カードローンですが、実際に利用したい!と思ったらどのような流れで申し込みをすればよいのでしょうか?

プラン選択はご自分では行えませんのでご注意ください!

はじめに注意していただきたい点は、みずほ銀行カードローンでは申し込み時にプランを選択することはできないということです。

コンフォートプランとエグゼクティブプランでは、金利も特典も異なるため、エグゼクティブプランを希望したい!という方が多いのではないでしょうか。

しかし、どちらのプランになるかは、申込者が希望を出すのではなく、みずほ銀行側が、申込者の状況・限度額を見て判断します。

そのため、必ずしも希望のプランになるとは限りませんので、金利の面などは注意しておきましょう。

みずほ銀行カードローンのローンカードは2種類あります!

カードローンと言えば、専用のローンカードが発行されて、それをATMに通して…というイメージですよね。

みずほ銀行カードローンでは、そういったローン専用のローンカード(カードローン専用型)の他に、キャッシュカード兼用型というものを選択することも出来ます。

キャッシュカード兼用型というのはその名の通り、みずほ銀行のキャッシュカードでそのまま借り入れや返済ができるということになります。

ローン専用のカードを誰かに見られて怪しまれたりすることもありませんし、一見するとただのキャッシュカードなのでキャッシング時に気づかれることもなく、大変便利です。

申し込みは5パターンから選ぶことができます!

カードローンに申し込みをするときは、以下の5つの方法からご自分に合った申し込みをすることができます。

  • パソコン・スマートフォン
  • モバイル(いわゆるガラケー)
  • 郵送
  • 電話
  • 窓口

既にみずほ銀行に口座を持っている場合は、WEB完結申込と言って、ネット上ですべての作業が完了し、来店・郵送などが不要な申し込み方法も可能です。

また、お急ぎの場合、口座を持っていれば、申し込み時間によって即日キャッシングも可能となります。口座を持っていないけれど、早めにキャッシングしたいという場合は、窓口などで口座の開設と併せて申し込みをした方が早いでしょう。

また、カードが、キャッシュカードと一体となった兼用型か、カードローン専用型かのどちらかを選ぶことができます。

パソコンから申し込みをする場合、申し込みフォームに内容を入力し、申し込みが完了すると、みずほ銀行と保証会社による審査が始まります。

審査の途中、保証会社から電話がかかってくるケースもあり、この電話に全くでないでいると、申し込みが取り下げられることもあるようなので注意しましょう。

審査が終わると、申し込み時に入力したメールアドレスに審査結果が届きますので必要書類をインターネット上で登録します。(みずほ銀行のキャッシュカードがあったり、みずほダイレクトを利用していて、限度額200万円以下など一定の条件を満たせば不要な場合もあります。)

口座を開設している場合、キャッシュカード兼用型を選択していれば、カードローン口座開設のご案内が届くと利用が出来るようになります。口座開設をしていない場合は、通帳が到着してからカードが発行されるので、利用開始までに数週間かかると思っておきましょう。

口座も開いていないし、支店は遠いから行き難いし…という方でも時間に余裕があればインターネットと郵送で対応できますので安心です。

みずほ銀行のATMでキャッシング利用するときの手順は?

みずほ銀行カードローンでは、借入や返済などキャッシングの利用にATMを活用することができます。ただし、返済においては任意返済分のみの返済が可能です。

この時、キャッシュカード兼用型か、ローン専用のローンカードかで若干手順が異なりますので注意しましょう。

それでは、もう少し詳しくご紹介していきます。

みずほ銀行ATMコーナーの利用可能時間について知りたい!

みずほ銀行のATMコーナーを利用する場合は、残念ながら無条件で24時間いつでもOKというわけではありません。

月曜日 火曜日~金曜日 土曜日 日曜日
借入・残高照会・振込 7時00分~24時00分 終日 0時00分~22時00分※ 8時00分~21時00分
返済・振替 8時45分~18時00分 8時45分~18時00分 9時00分~17時00分 9時00分~17時00分

※ただし第1・第4土曜日は3時00分~5時00分まで利用不可

上記の表は24時間稼働しているATMでの利用時間となっていて、営業時間が決まっているATMではその営業時間が優先されますので注意しましょう。

キャッシュカード兼用型の場合のATM利用方法とは?

キャッシュカード兼用型で借り入れをする場合、「カードローン」ボタンから借り入れする方法と「お引出し」ボタンから借り入れする方法があります。

「カードローン」ボタンからの借り入れの場合は、通常の借り入れとなります。そのため、口座の残高に影響を与えず全額キャッシングすることができます。

「お引出し」ボタンから借り入れする場合は「自動貸越機能」を利用した借り入れとなります。

自動貸越機能とは…

口座残高を超えるお金を引き出す際に、残高では不足する金額部分だけを借入して引きだす方法。そのため、口座の残高は0円となります。

たとえば口座の残高が2万円で、10万円必要な場合、「お引出し」ボタンから10万円を引き出すと、口座残高2万円+キャッシング8万円という形で引き出されます。

任意返済する場合は、カードを挿入し「カードローン」→「ご返済」ボタンを押せば返済できます。

カードローン専用型の場合だと自動貸越機能はありません!

カードローン専用型の場合、みずほ銀行ATMに挿入し、「お引出し」または「カードローン」を選択します。

ただし、自動貸越機能はありませんので、「お引出し」を選択しても、全額キャッシングとなります。

任意返済は、キャッシュカード兼用型と同様、「カードローン」→「ご返済」で返済することができます。

キャッシング利用はみずほ銀行以外のATMでもOKってホント?

みずほ銀行カードローンを利用してみたいけれど、近くにみずほ銀行の支店もATMもないから…なんていう方もいらっしゃるかもしれませんが、みずほ銀行カードローンは提携金融機関のATMやコンビニATMでも利用することができます。

ただし、みずほ銀行ATMと同じように利用できるかと言われれば少し違いますので注意しましょう。

特に、キャッシュカード兼用型の場合は、利用できないケースも多いようです。

それではもう少し詳しくご紹介していきます。

大手コンビニATMならキャッシング利用可能となっています

まずは、コンビニATMについてみていきましょう。

コンビニATMは以下のマークのものに対応しています。

  • イーネットマーク
  • ローソンATMマーク
  • セブン銀行マーク

これ以外のATMの場合は対応していないケースもありますので注意してください。

つづいて、利用可能時間は以下のとおりです。もちろん、下記に限らずコンビニの営業時間や、ATM本体の調整時間には利用できません。

月曜日~金曜日 土曜日 日曜日
借入・残高照会・振込 終日 0時00分~22時00分※ 8時00分~24時00分
任意返済 8時45分~18時00分 9時00分~17時00分 9時00分~17時00分

※ただし第1・第4土曜日は3時00分~5時00分まで利用不可

利用に際しては時間帯などの条件により所定の手数料がかかる場合がありますので、利用時にチェックしておきましょう。

【関連記事】
遅い時間でもコンビニatmは手数料無料?賢いキャッシング方法

では、次に取り扱える内容ですが、これは、キャッシュカード兼用型と、カードローン専用型で異なります。

    【キャッシュカード兼用型の場合】

  • イーネット・ローソンATMで可能な内容

    …借り入れ・残高照会・振込・任意返済・自動貸越

  • セブン銀行ATMで可能な内容

    …借り入れ・任意返済・自動貸越

キャッシュカード兼用型の場合、イーネットやローソンATMなら「みずほのカードローン」、セブン銀行ATMなら「カードローン」ボタンを押すと利用できます。自動貸越の場合は「お引出し」を選択しましょう。

セブン銀行ATMでは、残高照会や振り込みはできません。

    【カードローン専用型の場合】

  • イーネット・ローソンATMで可能な内容

    …借り入れ・残高照会・振込・任意返済

  • セブン銀行ATMで可能な内容

    …借り入れ・残高照会・任意返済

カードローン専用型の場合は、「お引出し」または「みずほのカードローン」、「カードローン」ボタンから借り入れすることができます。返済はキャッシュカード兼用型と同様に「みずほのカードローン」または「カードローン」から行うことができます。

カードローン専用型なので自動貸越はできません。

提携金融機関ATM・ゆうちょ銀行ATMでは兼用型は利用できない?

キャッシュカード兼用型とカードローン専用型で、最も使い勝手が異なるのが、提携金融機関ATMやゆうちょ銀行ATMを利用したいときでしょう。

実は、キャッシュカード兼用型では、提携金融機関ATM・ゆうちょ銀行ATMを利用する場合、「自動貸越」しか利用できません。

これはなぜかというと、「みずほのカードローン」というボタンが表示されないからです。

キャッシュカード兼用型の場合、「お引出し」で自動貸越としてしかキャッシング出来ないということになります。

また、返済もできませんので、注意しましょう。

これに比べてカードローン専用型の場合、提携金融機関ATM・ゆうちょ銀行ATMから借り入れ・残高照会・振込(一部ATMのみ)を行うことができます。

返済は、提携金融機関ATMでは行うことができませんが、ゆうちょ銀行ATMなら対応可能です。

みずほ銀行カードローンはお得で利用しやすいキャッシングです!

いかがでしたでしょうか?

みずほ銀行カードローンでは、みずほ銀行ATMのみならず、コンビニATMや提携機関ATM・ゆうちょ銀行ATMでも対応が可能です。

しかし、キャッシュカード兼用型と、カードローン専用型で、利用できる内容も異なりますので、申し込み時に、ご自分の利用スタイルに合わせたカードを選択するようにしましょう。

みずほ銀行カードローンは限度額が大きく使い勝手が良いでしょう

みずほ銀行カードローンの最大の売りはやはりその限度額の高さと、金利の低さではないでしょうか。

そして、メガバンクなので、全国各地に支店がありますし、ATMも設置されています。それだけでなく、コンビニATMや提携金融機関ATM、ゆうちょ銀行ATMでもキャッシング利用ができるので大変使い勝手が良いカードローンと言えます。

しかし、当然ながら、申し込みをしたからと言って誰でも利用できるわけではありません。

先にもご紹介しましたが、利用には保証会社の保証を受ける必要があり、審査がありまあす。

審査の基準も一般的なカードローンなので、信用情報が傷つくような行為が過去にあった方や、現時点でみずほ銀行の他のローン(住宅ローンなど)の返済が遅れ気味…なんていう方は審査に通るのは難しいと言わざるを得ません。

しかしながら、上手に付き合っていけば生活を潤してくれる大変便利なカードローンですから、返済計画をきちんと立て、無理のない範囲で利用していくことを検討されてみてはいかがでしょうか?

新着記事
TOPICS