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キャッシング時の嘘はNG!他社借入などは正直に答えよう

お金を借りたい時、絶対に借りたい!と思うあまり、ついつい嘘をついてしまうことってありますよね?

でもそれって実は逆効果。嘘をついたって金融業者にはすぐにわかってしまい、逆に信用を失ってしまうことにつながるのです。

「でもこれくらいのウソならみんなついてるんじゃないの?」と思うかも知れませんが、結構みんなバレてるもの。

よくあるパターンを例に嘘が通じない理由を確認してみましょう。

他社借入は隠せない!金融業界の情報網をナメちゃダメ!

よくある嘘では【他社借入を隠す】ことでしょうか?

他の借金があることを知られたら貸してもらえないんじゃないか?という不安から、ついつい他社の借入を内緒にしてしまうという気持ちはわかります。

けれど、それはかなり無駄な事。

金融業界は信用情報でつながっているのですぐにバレてしまいます。

他社で借り入れをしている場合は正直に申告するようにしましょう。

情報共有されてる金融業界

金融会社が、他の会社の借り入れ状況を把握できるのは、情報の共有ができているからに他なりません。

一般的には【信用情報】や【ブラックリスト】などと呼ばれているものが、共有されている情報に当たります。

金融会社は複数ある情報機関のいずれかに所属し(場合によっては複数)、審査申し込みをしてきた利用者を登録するのです。

当然、他の会社で借り入れしている場合は、すでに登録済みとなっているため、借り入れ状況はすぐにわかってしまうというわけです。

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正しく理解してキャッシング!申し込みブラックとはどういうことか?

返済状況や金融トラブルもすぐにバレちゃう!優秀な情報機関

審査申し込みしただけの情報なら、本当に借りたかどうかもわからないじゃん!他社借入がばれるなんてありえないでしょ、とタカをくくるのは大間違いです。

一度信用情報に登録されたなら、その後の借り入れ情報から返済情報まで更新され続けるので、今借り入れている金額はいくらなのか、返済遅延があるのかどうか、いつ頃完済予定なのかなど一目で丸わかりなのです。

この情報内で、完済済みとなっていれば他社借入ナシと言い切ってもいいかもしれませんが、返済中という情報が審査申し込み先にわかってしまったら、他社借入ナシという嘘はすぐにバレてしまいますね。

そういうわけですので、他の会社で借金をしている場合はキチンと申告したほうがいいのです。

収入のごまかしは場合によってはバレるかも

もう一つ、よくついちゃう嘘は収入のごまかしですね。

見栄を張るというより、多めに申告しておけば、もう少し大きな額を借り入れることができるかも…とか、審査に通りやすくなるかも…なんていう甘い期待を含んでついてしまう嘘と言えるでしょう。

でもでも実は、収入のウソもバレやすいウソの一つなんです。

この会社はだいたいこれくらい?結構バレてるあなたの年収

金融業者ってすごいですね。

【だいたいこの会社のこのくらいの勤続年数ならこのくらいの年収】【この会社のこの職位ならこの年収】という目安を知ってるんですよね‥‥。

今や給与も銀行振り込みが多い時代。金融業界では、人の収入を把握するのは容易いということなのでしょうか。

なので、自分の年収より高い金額を言っても、場合によってはバレる可能性は十分にあり得ます。

見栄を張らずに正直に申告するようにしましょう。

過去の金融トラブルはこうやってバレる

今までお伝えしたウソはまだまだかわいいウソ。

金融会社の方も苦笑い程度で見逃してくれることもあるでしょう。

自己破産や債務整理を含め、過去の金融トラブルは隠しても良いことはありません。

それどころか悪質だと捉えられてしまうことでしょう。

あまり聞かれることはありませんが、もし、聞かれたりした場合は正直にお伝えするようにしてください。

信用情報の仕組みとは?

先述したように、金融会社は信用情報でつながっています。

なので、同じ情報を扱う機関に登録している会社同士は同じ情報を共有することになります。

しかし、違う情報機関に登録した会社は、また、違った情報しか持っていないことになり、運が良ければ借り入れ情報のないまま審査を受けることができるのです。

例えばAという信用情報機関があるとします。

金融会社(a)と金融会社(b)はこの信用情報Aから情報をもらっているので、(a)
での借入した場合、(b)という会社もそれを知ることができるのです。

けれど金融会社(c)はBという情報機関に登録していたとすると、(a)での借り入れ情報は全く分からないということになるのです。

大きな金融事故は全体で共有されてしまう!

しかし、債務整理や自己破産などはこの限りではありません。

こういった大きな金融事故は情報機関ではなく、官報に記載されるため、すべての金融機関で情報共有がなされてしまいます。

そのため、A社での債務整理や破産情報がB社やC社にも容易に伝わってしまうのです。

基本的に数年で情報は消えますが、情報が保持されている間は、銀行はもちろん、銀行系消費者金融や大手消費者金融での借り入れは難しくなることでしょう。

審査時の嘘が借入に影響を及ぼす可能性あり

絶対に借りたい!と思うあまりウソをついてしまう心理はありますし、理解できますが、貸す側からすれば、どうでしょう?

初対面の人間にお金を貸そうと思うのに、相手はうそをつく‥‥これでは貸したくなくなるのが普通なのではないでしょうか?

どんなに些細なウソでも、心象に良くないということはわかりますね?

借入時にウソや隠し事をするのはやめましょう。

ポイント押さえて借入成功率アップ

絶対に借りたい、と思うのであれば、下記のチェックリストを確認し、申し込むようにしてください。

もちろん、アナタが貸す側の条件に当てはまってなければ審査に通ることはありませんが、それでも借り入れできる可能性はアップするはずです。

  • 書類に不備がないか?
  • 申し込み先の借り入れ条件に当てはまっているか?
  • 総量規制に引っかかってないか?(消費者金融の場合)
  • 過去に返済遅延や金融事故を起こしていないか?
  • 安定した収入があるか?

これらをクリアすることによって、審査に通る可能性は高くなってきます。

金融会社は返済できると判断された人間にしか貸してはくれません。

あなた自身が信用をもらえるよう働き掛ける必要があるのです。

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